ビジネス環境

新発田食品工業団地コンシェルジュ協議会の設立!!

1 経緯

人口減少が進む中、新発田市の主力産業である食品製造業の有効求人倍率は高く、また離職者も多いことから、人手不足が深刻な課題となっています。この課題に対して企業が単独で対策するには、人員や運営費等の現実的な問題があり、難しい状況にあります。このことから、複数の企業が協力することで負担を分散させ、民間企業・行政・関係機関などで一体として課題解決に関わっていくような中間支援組織をつくることで、市全体の課題として取り組んでいくことが必要となっています。

今回、新発田市の主力産業である食品製造業が集積する新発田食品工業団地にエリアを限定し、3年間のモデル事業として、平成28年度の国の地方創生推進交付金の採択を受けました。平成28年11月24日に『新発田食品工業団地コンシェルジュ協議会』が設立され、今後、民間企業・行政・関係機関と連携しながら、事業を実施していきます。

2 協議会の目的

新発田食品工業団地内企業と協同組合、行政、そして関係機関が連携し、団地内企業に共通した課題を解決していくことで、団地内企業が安心して本業に専念できる環境を形成することにより、新発田市の基幹産業である食品製造業の振興を図ることを目的としています。

3 協議会の組織

事業を円滑に進めるために協議会の下に幹事会を組織し、事務局の実施事業案について幹事会で協議し、協議会総会で承認を受けた事業を実施していきます。また『コンシェルジュ』を配置し、団地内企業の御用聞きや協議会と団地内企業の調整を行っていきます。

(1)協議会

◆委 員

 新発田食品工業団地内企業(11社)

◆オブザーバー

新発田公共職業安定所 所長、新発田商工会議所 専務理事、新発田市勤労者サービスセンター事務局長、新発田市みらい創造課長、新発田市こども課長

(2)幹事会

新発田食品工業団地内企業(5社)7名、新発田市みらい創造課職員1名、新発田市こども課職員1名

(3)事務局

新発田市商工振興課、新発田食品工業団地協同組合、コンシェルジュ

 

設立総会の様子

協議会組織図

 

 

 

 

 

 

4 実施事業の分野

〇労働力の確保(雇用のマッチングなど)

〇福利厚生の充実(企業内保育等の就労環境整備や団地内交流事業など)

〇企業力の向上(団地内合同研修会など)

〇総合支援(団地内企業の情報発信など)

5 今年度の事業実績

平成28年

10月26日  第1回コンシェルジュ幹事会

11月24日  コンシェルジュ協議会設立総会

12月 6日  第2回コンシェルジュ幹事会

平成29年

1月11日~ 団地内企業ヒアリング(11社)

1月23日~ 従業員アンケート調査(200人)

2月 3日~ 企業現況調査(11社)

3月 7日  第3回コンシェルジュ幹事会

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